11月1日、村山市(山形)が公式ホームページをリニューアルし、「ウェブアクセシビリティに対する考え方」を公開した。『村山市の発信する情報やサービスは、利用したい方誰もが利用できなければなりません。』として、公式ホームページで提供する情報やサービスの制作や運用に関する方針が示されている。
目標とする等級については言及されていないが、『村山市の公式ホームページは、障害者・高齢者のホームページの利用に配慮する指針である日本工業規格「JIS X 8341-3:2010」に準拠し、規格の示す要件に従って、できる限りの対応をおこないます。』とある。また、総務省の「みんなの公共サイト運用モデル改定版(2010年度)」に基づいて、同市の公式ホームページを企画・制作・運用していくことによって、ウェブアクセシビリティの維持・向上を目指すとしている。
総務省の「みんなの公共サイト運用モデル 改定版(2010年度)」では、国および地方公共団体等の公的機関のウェブサイトは、リニューアルする際にはJIS X 8341-3:2010の等級 AAに準拠することが目標とされており、リニューアル時にJIS X 8341-3:2010への対応を進める地方自治体のウェブサイトが増えてきている。