キヤノンのウェブサイトが、8月8日付で「JIS X 8341-3：2010に基づく試験結果表示」を更新しました。同サイトでは、これまでもウェブアクセシビリティ方針を公開し、あわせて主要なページの「JIS X 8341-3：2010に基づく試験結果表示」も公開していました。今回の更新では、試験対象ページが大幅に増加しています。
同サイトが目標としているのは、JIS X 8341-3:2010の等級A準拠。今回更新された試験結果では、668ページが等級Aに準拠している。加えて、451ページが等級Aに一部準拠となっており、これは「過去に作成したコンテンツの修正が完了していないことが原因」だとしている。
この試験結果は「ウェブページ単位」であるため、ウェブサイト全体というよりも、まずは対応可能なページ群から順次着手している様子がうかがえる。今後について、同サイトでは「前述の試験結果に表示したページに加え、基本情報の提供を目的としているページについて、2014年末までに改修、試験を実施し、ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成等級Aを達成することを目標としています。」としており、今後のさらなる対応に注目していきたい。