11月1日、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)が、「ウェブアクセシビリティ評価ツールの最低要求仕様」を公開した。HTMLのソースコードを解析するアクセシビリティのチェックツールがあるが、そういったツールの開発者向けに作成されたチェックツールの仕様である。
この仕様は、同委員会にて試験に関する諸問題の解決を担当する作業部会3によって作成されたもので、今回の2012年11月版が初版となる。「JIS X 8341-3:2010」の達成基準に基づいたチェックツールに求められる、最低限の仕様を示すことを目的にしたもの。
また、あわせて「JIS X 8341-3:2010 試験実施ガイドライン」が更新されており、2012年11月版が公開されている。