1月18日にリニューアル公開された独立行政法人造幣局のウェブサイトが、リニューアルを機にJIS X 8341-3:2010の等級 AAに準拠した。
ただし、「例外事項」として、「日本語版のKids のコンテンツおよびフラッシュ、ムービーファイルの提供に伴う不適合」と明記されており、一部のコンテンツは準拠できていないようだ。
造幣局のウェブサイトでは、利用者の使用環境等に関わらず、情報が得られ、サービスを利用できるよう配慮に努めるとしており、特に、障害のある人や年配の人が身体的な制約等が原因で利用できないということが起きないようにできる限り配慮するとしている。もし利用者が情報を得られなかったり、操作できなかったりした場合には、フォームで問い合わせができるほか、ウェブサイトへの意見や要望も送ることができる。
国や地方公共団体など公共分野のウェブサイトに対しては、総務省が「みんなの公共サイト運用モデル改定版（2010年度）」でリニューアル時には等級 AA準拠を目安として示しており、独立行政法人の造幣局もそれに沿ってリニューアルしたといえる。