Windows用のスクリーン・リーダー、Window-Eyesを開発する米国GW Micro社は、現地時間12月5日、同スクリーン・リーダーの最新版となる8.0をリリースした。
Window-Eyesは、米国ではJAWSに次ぐシェアを持つWindows用のスクリーン・リーダーで、機能面でもJAWSと同程度に高機能な製品だ。このほどリリースされたバージョン8.0は、新たにWindows 8をサポートしており、これが最も大きな変更点と考えてよいだろう。
この他にも、Webブラウザーでのブラウズ・モードの切り替えが自動的に行われるようになる変更、Windowsのセーフモードのサポート、USBメモリーにインストールしたWindow-Eyesを任意のWindows PCで実行する機能、Microsoft Outlookのサポートの強化など、複数の変更や機能追加が行われている。これらの新機能の一部については、同社が配信しているポッドキャストのGuess What?と名付けられたシリーズで、そのデモを聴くことができる。
なお、Window-Eyesには日本語版や日本語環境で使用できるバージョンは存在しない。