11月28日、コニカミノルタ株式会社が同社ウェブサイトのアクセシビリティ方針とJIS X 8341-3:2010に基づく試験結果を公開した。
公開された方針によると、アクセシビリティ確保をグローバルに展開していくことから、W3Cの「WCAG 2.0」をガイドラインとしており、レベルAへの準拠を各国共通の基準としている。同社では、動画コンテンツのアクセシビリティを向上することにも取り組んでおり、2013年11月現在で既に100本以上の動画コンテンツにキャプションを提供しているという。
また、「WCAG 2.0」を世界各国のウェブサイト共通のガイドラインとして位置づけているが、その対応状況を確認するために、ウェブページの試験方法を具体的に定めた「JIS X 8341-3:2010」の要件に基づいて、2013年度よりウェブページの試験を実施している。まずは主要なページ群からウェブページ単位での試験を実施しており、今回は主要な22ページについての試験結果を公開した。試験の対象範囲は、今後段階的に拡げていく予定であるとしている。