高知システム開発が、Windows用のスクリーンリーダーの新製品「PC-Talker 8Ⅱ」、「PC-Talker 7Ⅲ」を6月11日に発売すると発表した。「PC-Talker 8Ⅱ」はWindows 8、「PC-Talker 7Ⅲ」はWindows 7にそれぞれ対応している。同社のサイトで予約受付を開始している。
同社のリリース記事によると、Web閲覧における新機能は特に紹介されていないが、Microsoft Office 2013に対応したほか、Windowsのスクリーン用に最適化されたOCRエンジンを標準装備するなどしている。また、「PC-Talker 8Ⅱ」はWindows 8 アプリに対応したほか、タッチ操作にも対応予定で、無料バージョンアップ（ダウンロード）によって、アクセシビリティに配慮したタッチ操作に対応する予定だとしている。
新規購入の場合の価格は、どちらも38,000円（税込39,900円）。前バージョンのユーザーや「PC-Talker XP」や「PC-Talker Vista」などのユーザーには、割引価格が設定されている。
さらに、Windows XP用の「PC-Talker XP5」は、9月30日をもって販売を終了し、来年4月26日にマイクロソフトがWindows XPのサポートを終了することをうけて、「PC-Talker XP」、「PC-Talker XP3」、「PC-Talker XP5」のサポートを終了することもあわせて発表している。