オープンソースのWindows用スクリーン・リーダー、NVDAを開発するNV Accessは、3月13日、NVDA 2014.1をリリースした。
今回のバージョンアップでは、Microsoft PowerPoint 2013への対応の他、Microsoft ExcelやMicrosoft Wordなどに関する機能改善が行われている。
また、Webブラウザー上でWebページ閲覧中に表示されるダイアログや、ARIAアプリケーションの内部で、NVDAをブラウズ・モードに切り替えることができるようになった。
その他にも、Javaアプリケーション上での表の読み上げの改善が図られている他、複数のバグが修正されているという。
NVDAは、Windows XP SP3以降のWindowsの32ビット版と64ビット版に対応しており、NV Accessのホームページから無料でダウンロードできる。また、現在旧バージョンがインストールされている環境では、アップデート機能を使って入手することもできる。
なお、このバージョン以降、Windows XPについて、SP2以前のバージョンはサポートされなくなった。