[ニュース] アライド・ブレインズ、都道府県のWebサイトに対するアクセシビリティー調査結果を発表

2013年7月 7日

投稿者:中根雅文

アライド・ブレインズ株式会社は、6月27日、都道府県のWebサイトに対して同社が実施したアクセシビリティー調査の結果を発表した。

この調査は、2013年5月24日から6月11日の期間、47都道府県の公式サイトの全ページを対象に実施された。なお、北海道については調査期間中に調査が完了しなかったため、今回発表された結果には含まれていないという。調査結果に含まれる46都府県の調査対象ページ数は1,840,266ページ。総務省が公開しているアクセシビリティー・チェック・ツールのmiCheckerが対象としている項目について、miCheckerと同じ基準で判定したという。

その結果、46都府県の公式サイトの合計1,840,266ページのうち1,128,696ページ (61.33%) で、JIS X 8341-3:2010の達成等級Aの対応に問題があることが確認されたという。

また、達成等級Aに該当する25の達成基準の中で、特に満たしていないページが多かったのは、以下の2点だという。

  • 「7.1.1.1 非テキストコンテンツに関する達成基準」: 代替テキストが指定されていない画像があるなどといった問題でこの達成基準を満たしていないページが、全体の36.2%あったという。
  • 「7.1.3.1 情報及び関係性に関する達成基準」: 見出しや箇条書きなど、文書構造を表すHTMLのタグが適切に用いられていないといった問題でこの達成基準を満たしていないページが、全体の33.5%あったという。

関連リンク

comments powered by Disqus