アライド・ブレインズ株式会社は、7月2日、政党のWebサイトに対して同社が実施したアクセシビリティー調査の結果を発表した。
この調査は、2013年6月17日から6月18日の期間、11の政党の公式サイトの全ページ、107,223ページを対象に実施された。総務省が公開しているアクセシビリティー・チェック・ツールのmiCheckerが対象としている項目について、miCheckerと同じ基準で判定したという。
その結果、11政党の公式サイトの合計107,223ページのうち90,483ページ (84.39%) で、JIS X 8341-3:2010の達成等級Aの対応に問題があることが確認されたという。
また、達成等級Aに該当する25の達成基準の中で、特に満たしていないページが多かったのは、以下の2点だという。
- 「7.1.1.1 非テキストコンテンツに関する達成基準」: 代替テキストが指定されていない画像があるなどといった問題でこの達成基準を満たしていないページが、全体の61.71%あったという。
- 「7.4.1.2 プログラムが解釈可能な識別名、役割及び設定可能な値に関する達成基準」: HTMLのiframe要素にtitle属性が指定されていないといった問題でこの達成基準を満たしていないページが、全体の56.04%あったという。