情報分野のアクセシビリティーに様々な立場で取り組んでいらっしゃる梅垣 正宏さんをゲストにお招きして、前後編に分けてお送りしている今回、後編では主に障害者差別解消法とWebアクセシビリティーについて話しています。
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- 約33分:33.7MB
- ポッドキャスト第49回後編: 「もうラストチャンスなんです」をダウンロードする
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後編では、障害者差別解消法に関連して以下のような話題を取り上げています:
- 障害者差別解消法とWebアクセシビリティー
- 海外のWebアクセシビリティーに関する法規制
- 社会モデル、医療モデルという考え方
- アクセシビリティーを確保することの必要性、重要性をもっと発信していこう
以下の梅垣さん作成のまとめもぜひ参考にしてください:
Twitter拾い読み、障害者差別解消法の概要について話している前編と併せてお聴きください。
今回のゲスト
梅垣 正宏 (うめがき まさひろ) さん
オーディオメーカーのエンジニア、インターネット系ライター、障害者支援技術の開発を経てこの10年はアクセシビリティのコンサルタント&エンジニアとして活動している。JIS X 8341-3:2010 試験の原案を作った人で、アクセシビリティのデイリーニュース Accessibility Watch 発行人。
収録後記
今回は第49回ということでしたが、オープニングネタも回を追うごとに厳しさを増しております(苦笑) 次回は記念すべき第50回ということで、挽回できるネタを用意したいと思いますっ! しかし、梅垣さん、パワフルだったなあ。ワタクシも負けずにがんばりますよ~! (植木 真)
梅垣さんは自前のマイクでの参加でその機材の詳しさにびっくりしました。というか、中根さんとの機材話がマニアック過ぎてそれもすごかったです。梅垣さんの話はめっちゃわかりやすくて楽しすぎました!またぜひお話を聞きたいです! (山本 和泉)
前編でもお話ししたADA (Americans with Disabilities Act、障害を持つアメリカ人法)が成立したのは1990年のことでした。当時高校生だった僕も、アメリカで画期的な法律ができたというニュースを聞いて嬉しいような、その反面日本が随分遅れているような気がして残念なような、そんな気持ちになったのを覚えています。それから遅れること26年、2016年に日本でも障害者差別解消法が施行されます。この法律が、なるべく僕たち障害者、そして従来の障害者の枠を越えたより多くの人の生活を少しでも良いものにすることにつながるように、僕自身も、そしてAccSellも積極的に情報発信をしていかなければいけないなと思いを新たにした今回の収録でした。梅垣さん、フランス料理を犠牲にして、長時間の収録にお付き合いいただきありがとうございました。 (中根 雅文)