5月7日、iOS用の紙幣識別アプリケーションのLooktel Money Readerの新バージョン、Version 2.3が、iTunes Storeで公開された。
新バージョンでは、これまで対応していたアメリカ・ドル、カナダ・ドル、オーストラリア・ドル、イギリス・ポンドとユーロの5種類の通貨に加えて、新たに日本円を含む15カ国の紙幣に対応したという。
新バージョンで新たに対応した通貨は以下の通り:
バーレーン・ディナール、ブラジル・リアル、ベラルーシ・ルーブル、ハンガリー・フォリント、イスラエル・シェキル、インド・ルピー、日本円、クウェート・ディナール、メキシコ・ペソ、ニュージーランド・ドル、ポーランド・ズロチ、ロシア・ルーブル、サウジアラビア・リヤル、シンガポール・ドル、UAEディルハム
Looktel Money Readerは、アプリケーションを起動した状態でカメラに紙幣が映るようにiOS搭載機器をかざすと、その紙幣を識別してVoiceOverの音声で結果を確認できるようになっている。
同様の紙幣識別アプリケーションとしては、VOICEYE, Inc.が開発するMoney Readerがある。こちらは以前から日本円に対応しているが、予め認識しようとしている紙幣がどの通貨かを設定する必要がある。一方Looktel Money Readerの場合は、特に設定画面などはなく、起動して紙幣にかざすだけというシンプルな作りになっている。
Looktel Money Readerは、iTunes Storeで提供されている。なお、本記事執筆時点での販売価格は850円だ。