World Wide Web Consortium (W3C)のWeb Accessibility Initiative (WAI) は、11月7日、User Agent Accessibility Guidelines (UAAG) 2.0のLast Call Working Draft (最終草案) を公開し、同文書に対する意見募集を開始した。
UAAG 2.0は、ブラウザー、メディア・プレイヤー、ブラウザーの拡張機能などのユーザー・エージェントの開発者に向けた文書。Webアクセスを容易にするために、ユーザー・エージェントがスクリーン・リーダーのような支援技術などと適切に情報のやり取りを行えるようにするために必要な指針が示されている。
W3C WAIでは、同文書に対する意見を12月16日までの期間、public-uaag2-comments@w3.org宛のメールで受け付けている。なお、提出された意見はWeb上で公開される。
また、Implementing UAAG 2.0の草案も同日付で更新されている。