今回は、先月アメリカで開催されたCSUN Conferenceに参加されたミツエーリンクスの中村 精親さんをゲストにお迎えして、CSUNについてあれこれと話しています。やはりCSUNに参加した植木の話と併せてお楽しみください。
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オープニング・トーク
今回のizuizuからのお題は「花見」です。AccSellの3人の花見の思い出とは?
中村 精親さんを交えて
ゲストをお迎えしてお送りする毎月2回目の配信、今回のゲストは、株式会社ミツエーリンクスの中村 精親さんです。
3月21日から26日にかけてアメリカ、サンディエゴで開催されたThe 31st Annual International Technology And Persons With Disabilities Conference (いわゆるCSUN Conference) に参加された中村さんと、やはりCSUN Conferenceに参加した植木を交えて、このカンファレンスについてあれこれと話しています。
まず、会場がサンディエゴに移ってから初めての参加だったという中村さんに、久しぶりに参加された印象をうかがっています。
つづいて、その名のとおりアクセシビリティーに限らずテクノロジーと障害者に関して幅広い話題を扱うCSUN Conferenceで、主にWebアクセシビリティーに注目して多くのセッションに参加したという2人に、それぞれ印象に残ったセッションについて紹介してもらっています。
そして、エンターテインメント分野のアクセシビリティーに興味があって中村さんが参加されたセッションに関連して、Fantasy Baseballについて話しています。
つぎに、今年のCSUN Conferenceで見られたWebアクセシビリティーに関する法律面、社会面での動きについて話しています。アメリカをはじめとする海外の動向を知ると、日本の現状が見えてきます。
技術面で印象に残ったセッションとして中村さんは、アメリカの量販店、Targetの取り組みについて紹介してくれています。数年前から積極的な取り組みを進めているTargetが、リッチでインタラクティブなコンテンツにも力を入れているという話です。
この中で触れているコンテンツはこちら: Holiday Story Book
さらに、巨大な展示会場で印象に残った展示物や出来事についても話しています。
そして最後に、株式会社ミツエーリンクスが4月26日 (火) の午後、都内で開催を予定しているCSUN 2016 参加報告セミナーについて、ご紹介いただいています。
なお、AccSellクリッピングで紹介した今年のCSUN Conferenceに関連する記事などへのリンクを、イベント情報アーカイブのページにまとめてありますので、こちらも併せてご覧ください。
今回のゲスト
中村 精親 (なかむら きよちか)さん
株式会社ミツエーリンクス アクセシビリティ部 マネージャー、アクセシビリティ・スペシャリスト。アメリカの大学でComputer Scienceを専攻。卒業後、ミツエーリンクスに入社。社内及び顧客により作成されたWebサイトの検証や、ガイドラインの策定などを含むコンサルティングなどWebアクセシビリティ関連の業務全般を担当。ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会3(試験)の副査も務める。
収録後記
Twitterなどで見ていると、今年のCSUNの特に展示会場には、視覚障害者にとって興味深いものがいろいろとあったようです。特にハードウェアに関しては、いろいろな新しい製品の実物に触れられる機会はあまりありませんから、展示会場だけでも見る価値があるのがこのイベントです。来年は行けると良いなあと思っていますが、先立つものが……。 (中根 雅文)
今年もサンディエゴでの1週間は、あっという間に過ぎてしまいました。来週26日 (火) の午後に都内で開催する「CSUN 2016 参加報告セミナー」では、会場で入手したいろいろなグッズが全員に当たる抽選会もあります。こちらも是非ご参加ください! (植木 真)
いつか行ってみたいなサンディエゴ!!ビールおいしそうだなー!3月かー!!! (山本 和泉)