こんにちは!2016年8月10日(水)にAccSellメール・マガジン第95号を発行しました!
- [連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
- 第92回: iOS VoiceOverでの文字入力
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[連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
第92回: iOS VoiceOverでの文字入力前回と前々回は、iOS VoiceOverの基本的な使い方を紹介しました。しかしこれまでに紹介した機能は、主に情報を取得するための機能です。
今回は、iOS上でVoiceOverを用いる視覚障害者の文字入力を可能にする機能を中心に紹介します。
入力操作の基本
まず、入力操作の基本的な考え方を見ておきましょう。
といいつつ、実はこれについては、既に前々回に紹介しています。というのは、目的のキーを探して押下する操作は、目的のアイコンなどのオブジェクトを探してアクティベートするのと同じことだからです。
つまり、まずオンスクリーン・キーボードが表示されているエリアを1本指で探って、目的のキーを探します。目的のキーが見つかったら、ダブルタップのゼスチャーでそのキーを押下します。
さて、実はこのダブルタップのゼスチャーを紹介した際、省略した話がいくつかあります。文字入力にも関連する内容ですので、ここで紹介しておきます。
ダブルタップの位置
まず1つは、ダブルタップする画面上の位置についてです。これまでの説明だけだと、目的のアイコンやキーを見つけた後そのアイコンやキーをダブルタップしないといけないように思われるかも知れません。もちろん、目的のオブジェクトをダブルタップしても良いのですが、そのオブジェクトが小さい場合など、正確にダブルタップするのが難しい場合もあります。
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