こんにちは!2014年9月24日(水)にAccSellメール・マガジン第50号を発行しました!
- [連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
- 第49回: Windows上で動作する視覚障碍者向けソフトウェア
- [不定期連載]植木 真の「こんなブログ記事見つけました!」
- 第8回: iPhone 6発売開始、知られざるカルーセルの秘密
AccSellマニアな方々にはさらに楽しんでいただける内容になっているかと!
[不定期連載]植木 真の「こんなブログ記事見つけました!」
第8回: iPhone 6発売開始、知られざるカルーセルの秘密今回も不定期連載をお届けします。もはや、こちらが通常の連載のようになっていますね(苦笑)
今回ご紹介するのは、「Appleがトップページで自動送りカルーセルをやめた理由」というブログ記事です。
このブログ「Rriver」の著者は、渡辺竜(わたなべりょう)さん。アメリカの大学を卒業後、アメリカや都内の制作会社でウェブ制作に従事した後、現在は大学ウェブサイトの制作・運営に携わっておられるそうです。
さて、Appleといえば、やはりiPhone 6の発売ですよね。iPhoneをお使いの皆さんは、やはりもう機種変更されているのでしょうか。ワタクシもiPhoneユーザーではあるのですが、2年前に機種変更した際に何となくiPhoneにしてみたという程度でして、今回のiPhone 6発売も、あと腕時計みたいなのも、そんなに興味ないというか何とい......おい、やめろ!......#%&$+=&%
ともかくiPhone 6はデカいらしいですね〜。まだ実物を見たことも触ったこともないのですが、実際に手にされた皆さんの感想などを読むかぎり、当たり前ですけど人によるって感じみたいですね(苦笑)
さて、そんなことよりも、本題に入っていきましょう!
刷新されたAppleウェブサイトにカルーセル!
先日のiPhone発表後にAppleウェブサイトが刷新されたのはご存知の通りですが、その際、Appleのトップページ では自動送りのカルーセルのみが使われていました。
ということで、リニューアルされたAppleのウェブサイトに、カルーセルがどーんと使われていたようです。「Apple、お前もか!」という感じですね〜。
カルーセルというのは、数枚の大きめな画像を一定の間隔で切り替えて表示させる手法で、企業サイトのみならず、省庁や自治体などの公的機関のウェブサイトでも、ここ数年よく用いられています。今年に入って、そろそろカルーセルも使われなくなるだろうなんて予想も時折耳にしていましたが、思ったよりもその人気は衰えていないようですね。
ところが!
数日後にもう一度トップページを見てみたら、あの懐かしの4つのボックスが戻っているではないですか!?実は、このレイアウト(巨大ヒーローイメージと4つのフィーチャーボックス)が、何年も続いたAppleの鉄板レイアウトだったわけですが、先日のリニューアルでこのフィーチャーボックスがなくなっていて「ついに、あれもお亡くなりになられたか」と、密かに悲しんでおりました。
ということで、数日後にはカルーセルをやめていたということです。このブログ記事では、「あくまでも推測」として、A/Bテストを実施した結果、カルーセルではユーザーをコンテンツへ誘導できないと判断したのではないか、としています。
ワタクシ個人がこれまで立ち会ってきたユーザーテストの経験から言えることの一つに、「そのとき画面に見えていないもの=存在しないもの」というのがあります。例えば、選択肢を提示するのに、セレクトメニュー(select要素)を使うとユーザーが気づかないとか。画面の下のほうにスクロールすると、さっき見えていたページ上部のコンテンツの存在を忘れてしまうとか。
後者は、どちらかというと年配の方に多い傾向ですが、前者のセレクトメニューのほうは年齢に関係なくよく見られる傾向です。なので、ワタクシはできるだけ選択肢はラジオボタンなどを用いて、全部見えるように並べておくことを推奨したりしています。カルーセルもそれと同じようなことが言えるのではないですかね。
自動送りのカルーセルが使えない理由
さて、このブログでは、Should I Use A Carousel?を紹介しています。このShould I Use A Carousel? の日本語版があることを知っているアナタ、かなりのAccSellマニアだといえるでしょう(笑)
つづきはメルマガで……。