こんにちは!2014年8月27日(水)にAccSellメール・マガジン第48号を発行しました!
- [連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
- 第47回:自宅のインターネット接続
- [不定期連載]植木 真の「こんなブログ記事見つけました!」
- 第6回:This is great!
夏がおわっちゃうよ!おわっちゃうよ!
[連載]中根雅文の「全盲のコンピュータ利用に関する四方山話」
第47回: 自宅のインターネット接続前回は、無料で利用できるUnixシステムの1つ、FreeBSDを自宅に導入して、いよいよ僕の主な利用環境がUnixに移行していった頃のことをお話ししました。FreeBSDを導入したことで、インターネットを使う機会も増える一方でした。
しかし、インターネットへの接続は、相変わらずアナログ・モデムを使った低速な接続でした。今回は、この頃、すなわち1990年代半ば以降の自宅のインターネット接続環境の変化について紹介します。
まずはモデムでがんばる
主な環境がUnixになっても、相変わらずアナログ・モデムによる低速な接続でインターネットを使っていたというのは前述の通りでした。ただ、MS-DOSの通信ソフトの場合はログインする先のコンピューターに直接接続するだけだったのに対して、FreeBSDではDialup PPPという仕組みを使って、自分のこんぴゅーたーを、いわばインターネットに直接接続するようなかたちになりました。ある時期以降のWindowsで「ダイアルアップ ネットワーク」というのを使って接続するのと同じ方法です。
これによって、自宅のFreeBSD上で、telnet、FTP、WWW、メール、Usenetなどを利用するためのソフトウェアを起動して、大学のシステムを経由することなく、インターネットの各種サービスを利用できるようになりました。
相変わらずモデムを使った低速通信ですから、大学のシステム経由の場合とあまり変わらないように思われますが、この接続方式の変化は、実際には随分大きな変化でした。
たとえば、Lynxを使ってどこかのWebサイトを閲覧している場合を考えてみましょう。
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