第122回: 「監訳している立場としてはまあ面白いなと思いながらやってます」

今回は、伊原 力也さんと太田 良典さんをゲストにお迎えして、現在お二人が監訳に取り組んでおられる書籍、「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」についてうかがっています。

Podcast
約52分:54.2MB
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写真:収録風景
収録風景:左からにこやかなゲストの太田さん、「オレ!」な植木、ほっぺを押さえて痩せた風に見せてるいずいず、生暖かい目で見ているゲストの伊原さん、一番手前にシャツに首を絞められている中根。

オープニング・トーク

今回のizuizuからのお題は「太陽のような笑顔になる瞬間」だそうです。

伊原 力也さん、 太田 良典さんを交えて

今回のゲストは、BAの伊原 力也さんと太田 良典さんです。現在お二人が監訳に取り組まれている、「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」についてあれこれとうかがっています。

まず、現時点では9月29日とAmazonのページに記載されている発売予定日について、本当にこの日に発売されそうなのかどうかということについて、歯切れ悪くお話しいただいています。

次に、書名にある「インクルーシブ」というキーワードを取り上げて、「インクルーシブ・デザイン」とはどういった考え方なのかということについて話しています。また、この書籍とインクルーシブ・デザインの関係についてもお話しいただいています。

つづいてこの書籍の内容、主な想定読者などについてうかがっています。

最後に、今後お二人が登壇される予定のイベントをご紹介いただいています。 (イベント情報につきましては、以下の「今回取り上げたAccSellクリッピングの記事」欄に掲載しているリンクからご確認ください。)

今回のゲスト

伊原 力也 (いはら りきや) さん

伊原 力也さんの顔写真

BA シニア・インフォメーションアーキテクト

HCD-Net認定 人間中心設計専門家。ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 理解と普及作業部会委員。1999年よりWeb標準に則ったWebサイトの構築業務に従事。2004年にBAに参加。マークアップデザインエンジニアとして業務を行う傍ら、HCD (人間中心設計) プロセス導入を推進。現在はプロジェクト設計、調査分析、コンセプト立案から、アクセシビリティおよびユーザビリティを確保したインタラクションデザイン、さらにフロントエンド実装のディレクションまでを一貫して手がける。クリエイティブユニットmokuva所属。

太田 良典 (おおた よしのり) さん

太田 良典さんの顔写真

BA セキュリティスペシャリスト / アクセシビリティスペシャリスト
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 実装作業部会副主査 / JIS X 8341-3改正原案作成委員会委員

HTML4.01のW3C仕様書を翻訳した「HTML4仕様書邦訳計画補完委員会」の委員を務めた後、2001年にBAに参加。Web技術の分野で幅広い専門性を持ち、セキュリティ分野においては「第二回IPA賞(情報セキュリティ部門)」を受賞。アクセシビリティ分野では、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員として活動している。著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」など。

収録後記

BAのお二人による書籍の第3弾が、いよいよ発売間近となってきました。原著は「Inclusive Design Patterns」ということで、「インクルーシブ」というワードは最近海外でよく使われているのですが、どんなインクルーシブなデザインパターンが紹介されているのか、今からとても楽しみです。そして、今回の収録もお二人の安定したコンビネーションを満喫させていただきました。さあ、アナタも今すぐ新刊書籍のご予約を! (植木 真

太田さん、伊原さんの話はいつ聞いても楽しすぎて楽しいです。ちょいちょい耳にする「インクルーシブ」の意味がなんとなく理解できたような気になっています(気になっているだけのような気がしないでもないけれど)。でもなんとなくわかってきたので、これからもっと楽しみです!新しい本も楽しみです! (山本 和泉

ポッドキャストの中でも少し触れましたが、最近自分で使うツールを作るのにしばしばjQueryでちょっとしたものを書いています。主にjQuery/JavaScriptに疎いのが原因なんですが、自分で使いやすいなと思えるものを作るのは結構大変です。「こうすればできそうだな」と思って書いてみてもなかなか思い通りの挙動にならないのです。スクリーン・リーダーの挙動を比較的よく理解している僕がこの状況なので、そうでないのにアクセシビリティー対応をがんばろうとしている人たちの苦労がうかがわれます。今回ご紹介いただいた新刊書籍、そんな皆さん、そして僕にとって、かなり参考になる内容なのではないかと、今から楽しみです。 (中根 雅文

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