今回は、諸熊 浩人さんをゲストにお迎えして、諸熊さんが開発されたWebアクセシビリティーの評価ツール、WAIVについてたっぷりご紹介いただいています。
- Podcast
- 約53分:48.9MB
- ポッドキャスト第105回: 「ワタクシは大変うれしくて、あの舞い上がっちゃいますので (笑)」をダウンロードする
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オープニング・トーク
今回のizuizuからのお題は「Windows XPもしくはWindows XPが登場した2001年」です。三者三様の思い出話をしています。
諸熊 浩人さんを交えて
諸熊さんが開発されたWebアクセシビリティーの評価ツール、WAIVについて、まずその概要と特徴を紹介していただいています。
つづいてHTMLやCSS、JavaScriptを使って作られているWebページの評価を中心に、WAIVについてさらに詳しく伺っています。
そして、WAIVのPDFの評価機能についてもお話しいただいています。
また、WAIVの設定項目についても詳しくお訊きしています。
最後に、諸熊さんがこのソフトウェアを紹介される予定の、以下のイベントについてご案内いただいています。
- 情報処理学会 アクセシビリティ研究会 第2回研究会 - 2016年12月2日~3日、東京で開催
- 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ HCGシンポジウム2016 - 2016年12月7日~9日、高知で開催
なお、WAIVに関する情報や体験版のダウンロードについては、WAIVのページをご覧ください。
今回のゲスト
諸熊 浩人 (もろくま ひろと) さん
株式会社U'eyes Design デザインコンサルティング事業部
2010年に入社。
視覚障碍を持つスタッフとして、製品やサービスの検証や、デザインを支援する業務を担当。また、サウンドデザインやプログラミングも行っている。
今回紹介したウェブアクセシビリティ自動分析ソフト「WAIV」は、ウェブサイトの運営や利用経験、そしてユーザビリティの知見に基づいて自身がプログラミングしたソフトウェア。
著書: ソフトウェア AUIユーザビリティガイドライン、視覚障碍者視点のウェブアクセシビリティ自動検証システム (人間中心設計 : 人間中心設計推進機構・機構誌 2013年 第8巻 P46-49)
収録後記
諸熊さんと初めて会ったのは、数年前の筑波技術大学の学園祭でした。すでに当時はもう卒業生だったんですが、自分でいろいろプログラミングできるという話を聞いていました。その数年後にこういうチェックツールを一人で開発してしまうとは予想してませんでしたが、今後に期待してます! 目指せ、日本発のグローバル展開!! (植木 真)
Webアクセシビリティーに関する取り組みをしている人の中で、僕が知る範囲では、諸熊さんはかなり若い世代の人です。時々冗談半分 (マジメ半分でもある) でWebアクセシビリティー業界の高齢化ということを言うのですが、諸熊さんや彼の世代の人たちが、これから益々活躍してくれると良いなあなどと思いながらお話しを伺っていました。 (中根 雅文)
諸隈さんのお話ぶりがまじめでピュアな人柄が全面に出ていてかわいくてかわいくて・・・親戚のおねいさん(あえて)のような感覚でニコニコしながらお話を聞いてしまっていました。ぜひみなさんもニヤニヤしてみてください。 (山本 和泉)