米国のFacebookは、9月25日、同社のFacebookページで「Designing for Accessibility: Q&A with Jeff Wieland」と題したインタビュー記事を掲載した。Jeff Wieland氏は、ユーザインタフェース・エンジニアリング・チームに属するアクセシビリティ・チームのプロジェクトマネージャーである。
同氏によると、チームには四名のスタッフが在籍しており、視覚障害などの障害のあるユーザーのためにFacebookを改善することを目標にしている。Facebookでは、使い勝手に関するユーザーからのフィードバックを受け付けており、実際に障害のあるユーザーから寄せられた不具合に対処するなどしている。
最近の主な改善としては、ユーザーがアップロードする画像への代替テキストの付与がある。Facebookは、ユーザーがコンテンツを生成するため、Facebook側で代替テキストを提供することができない。そこで、ユーザーが画像をアップロードする際に、もしその説明を記述していれば、それを自動的にalt属性値として使用したり、タグ付けされた友人がいればその情報も追加したりするなどの改善を行った。
Jeff Wieland氏は「Facebookは、ユーザーがその周囲の人たちと共有したり、つながったりすることに注力してきており、そのミッションを達成するために、Facebookを誰にとってもアクセシブルで使いやすいものにする必要がある」と述べている。