メルマガ第84号を発行しました!

こんにちは!2016年2月24日(水)にAccSellメール・マガジン第84号を発行しました!

[連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
第81回: 視覚障害者とプレゼンテーション (2)
[連載]植木 真の「こんなブログ記事見つけました!」
第41回: 文字サイズだけでは不十分! 老いた眼や手でも使いやすいサイト作り7つのポイント
[連載]山本和泉の「解説放送レビュー:観たり聞いたり歌ったり」
第3番組目: 毎日放送『ドラマ「女くどき飯 Season2」』2016年2月16日放送分から

[連載]中根雅文の「全盲のコンピュータ利用に関する四方山話」
第81回: 視覚障害者とプレゼンテーション (2)

前回は、視覚障害者、というか僕がプレゼンテーションをする場合の3つの課題、すなわち

  • スライドの作成
  • プレゼンテーション時のスライドの操作
  • 投影されているスライドの内容の確認

についてお話ししました。そして、2000年前後の僕は、この3つの課題にW3C Slidemaker Toolを使うことで対応していたことを紹介しました。

このやり方は、スライドの作成という点についてはまったく問題がなかったのですが、実際にプレゼンテーションをする時には、必ずしも快適とはいえないものでした。

今回は、この点を解決するために僕が試しに作ってみたシステムについて紹介します。

スムースなプレゼンテーションを阻む要因

僕はある時期 (2005年前後だったと思います) 、プレゼンテーション中のスライドの操作や確認をもっと簡単にできるようにならないものかと考えました。

まずスライドの操作についてですが、1枚ずつスライドをめくる操作はキーボードで簡単にできるようにしてありましたので苦にはなりませんでした。が、たとえば時間の都合で複数枚のスライドを一気にとばさないといけないような場合や、質疑応答の際に特定のスライドをもう1度見せて欲しいと言われたような場合の操作は、可能ではありましたが、面倒なものでした。

なぜこのような操作を面倒に感じるのかというと、それはもう1つの問題、つまり投影されているスライドの内容の確認が必ずしも容易ではないというところが大きいと思います。

つづきはメルマガで……。

comments powered by Disqus