メルマガ第127号を発行しました!

こんにちは!2017年12月13日(水)にメルマガ第127号を発行しました!

[連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
第107回: 視覚障害者と読書 (7)
[寄稿]ウェブアクセシビリティの海外事情をウォッチする
Website Usability Info 土屋 一彦

[連載]中根雅文の「全盲のコンピューター利用に関する四方山話」
第107回: 視覚障害者と読書 (7)

前回は主に電子化された辞書についてお話ししました。最新の辞書へのアクセスが可能になったことは、僕にとっては非常に大きなことでしたが、辞書だけではなく一般の書籍にもアクセスしたいというのが正直なところでした。

これまでほとんど紹介してこなかったと思いますが、実はこの時期にも、決して満足できるような状況ではなかったものの、辞書以外の書籍の電子化の試みが存在しました。今回は、そんな取り組みをいくつか紹介します。

Computerized Books for the Blind

まだ僕が高校生だった1990年前後のことですが、僕はC言語によるプログラミングをかじっていました。C言語の基本的な考え方などは点訳されていた入門書で学ぶことができたのですが、いざ実用的なプログラムの開発をしようと思うと、使っていた開発環境の標準ライブラリーやその環境独自の機能について知る必要がありました。

こういった開発環境特有のあれこれについて、基本的なことはヘルプ・ファイルで知ることができたのですが、やはり細かいことについてはマニュアルを読まないとどうにもならないような状況でした。そしてこの時僕が使っていた開発環境のマニュアルは、何冊もの分厚い紙の本のみで提供されていたため、僕が独力で読むことは不可能でした。そこで僕は、当時使っていた開発環境Turbo C (その後Borland C++) の発売元に、マニュアルの電子データを提供してもらえないか問い合わせてみることにしました。

もう25年以上前のことなので記憶が定かではないのですが、おそらくまず日本の発売元に問い合わせたのだと思います。ただ、そういう記憶が全くないところをみると、たぶん色よい返事はもらえなかったのでしょう。

あきらめきれなかった僕は、アメリカのBorland社に電話で問い合わせてみました。(当時はまだインターネットは一般には全く普及していなかったので、メールという便利な手段はありませんでした。)すると、電話で対応してくれた人いわく、「その製品のマニュアルについては、電子データをComputerized Books for the Blindというプロジェクトに提供しているので、そちらに問い合わせてみるように」という答えが返ってきました。

つづきはメルマガで……。

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