モバイル決裁のSquareが、アメリカのNational Federation of the Blind (NFB) of Massachusettsと共同で、決済用のアプリケーションの視覚障害者向けアクセシビリティーの改善に取り組むことが分かった。NFB of Massachusettsが、7月22日付けのプレス・リリースで明らかにした。
Squareは先頃日本でもサービスを開始したモバイル決裁サービスで、小規模の事業者や個人事業主がクレジットカードによる支払いを低い手数料で受けられることなどから注目されている。決裁には、iOS端末やAndroid端末のイヤホン端子に接続したカードリーダーと、専用の決裁アプリケーションが用いられるが、このアプリケーションの視覚障害者向けアクセシビリティーを向上させるのが、Square社とNFB of Massachusettsの協調の目的だ。
プレス・リリースの中で、NFB of Massachusettsの会長Kyle Shachmut氏と、NFBの会長Marc Maurer氏は共に、視覚障害者を含む全ての人が、支払いにおいても、また支払いの受け取りにおいてもSquareを利用できるようになることに対して期待を表明している。